医者が教える「良い医者の見分け方」その1
いいお医者さんを見つけるのって本当に難しいですよね。
そもそも「いい医者」の定義には難しいところがあると思いますが、私が考えるにいい医者とは腕が良くて、かつ患者さん思いの医者のこと。
自分が患者さんの立場だとしたら、どうやって良い医者と巡り合うか?
いい医者と巡り合うための方法を考えていきます。
患者さんにタメ口の医者にろくな医者はいない
まず私が思うに、患者さんにタメ口の医者にろくな医者はいないです。
医者の中には、自分の医療が絶対的に正しいと思っていて、
みたいな態度の人がいます。
30年くらい前は、それが普通だったのかもしれませんが今は時代錯誤ですね。。
そもそもこの高齢化社会において、患者さんの年齢は自分より年上であることが多いはず。
そもそも医者という立場は差し置いて、その方は人生の先輩なわけです。
それを年上の方に向かってタメ口で
みたいな医者はちょっとどうかと思いますね・・・。
どんなにお互いの信頼感があったとしても、
が正しい姿勢というものです。正しいプロの姿と言っていいでしょう。
ただ、たとえ喋り方がタメ口であっても腕がよければ良いという考え方もありますし、特に外科系であれば手術の腕さえ良ければいい医者という傾向は確かにあります。
でも・・・もし自分が患者さんならきちんと一人の人間として扱ってくれる先生のもとで治療を受けたいと思いますね。。
医者がタメ口でも気にならない場合?
昔ながらの医者にはタメ口が多いと思うのですが、下記の記事ではタメ口にイライラする人もいれば気にならないという人も。
気にならない派の方の意見を見てみると、
・ナメられてるなと思うけど、ちゃんと処置してもらえればそれで良いからスルーしてます
・そこまで気にならない。田舎に帰ると+方言でホッとする
などなど。
方言を交えて距離を縮めるって方法は確かに私も使っていますが、それもまずは年上を敬う、とか医者としてのプロ意識あってのことかな〜と思いますね!
医師・患者関係を良好にするには
ということで、どんなに仲が良くなっても丁寧語で話してくれる先生を選びましょうというお話でした。
しかしこの仕事を長くしていると、逆にタメ口で話してくる患者さんも、結構おられます。
多くの場合、患者さんの方が我々より人生の先輩であることが多いので、まあタメ口でも仕方ないかなあと思うことも多いのですが、
てな感じで接してこられるよりは
くらいのニュアンスで接してもらえる方が医者も人間なので、嬉しいですよね・・。
医者も人間です。
良好な関係を築けている方ほど、親身に熱心に診ていこうと思うものですよ。。
まとめ
良いお医者さんを探すのって難しいです。
腕がいい医者を探す方法はまた別の記事で書いてみたいなと思っていますが、なかなか医学の世界と関わりのない方が見分けるのは難しいもの。
まずはその先生が、ちゃんとプロとして振舞っているか?から見ていくのがオススメです。
私の周りには友人・先輩・後輩、いろんなタイプの医者がいますが、まあ患者さんにタメ口の医者にろくな医者はいませんね・・ご注意ください。。